そういや忘れかけてたが

こっちもおかしなことを言っていると言えばそうだなあ。

イプラトロピウムは)これまで日本では使われていなかったが、今後使用される可能性が非常に高い。
インパクト失格の薬物、日本でも禁止に - 競馬ニュース : nikkansports.com

前半の部分のインパクトが強すぎて、こっちにも突っ込みいれなきゃならんの忘れてた。
イプラトロピウム臭化物は動物用医薬品としての承認を持っていないので、薬事法上、日本においては動物に対して使用することができません。ということで日本においては動物用として流通していないんですね。人間用のイプラトロピウム臭化物は要処方箋薬ですから、これを流用というのも考えにくいことです。処方箋に基づく処方は記録して保管が義務付けられていますので、こっそりやるというのは無理でしょう。発覚したときのリスクが大きいですしね。
今後イプラトロピウムが使用される可能性がどれほどあるというのでしょうね。動物用医薬品として承認されたら話は別ですけど。