ディープインパクトの件

この件でいろいろな方のブログを読みました。それこそトラセンとかも使ってねw
私はもう、いちいち突っ込む気にもなれんなあと思ってますが、ゆたゆたさんがやってくださいました。
Brain Squall 【競馬ニュース&コラム】:ディープインパクト禁止薬物検出が教えてくれること
基本的には問題点を十分に理解していない連中が、記事をちゃんと読まずに脊髄反射で書いたらこういうことになるという類の話ではないかなと思われ。日本のメディアの記事がその程度のレベルにしか到達していないので、ちゃんとSporting LifeなりRacing Postなりで記事を読むべきですよ。そういう記事を読んでるのかなと思われる競馬ステーションNEOの人はもう素質の問題かなと。レーポの記事を読んでおいてそんなことを言ってしまうのですかと。何件記事を引っ張ってこようが、それがゴミなら意味がないんだし、そこからしっかり内容を読み取れないのも同じく意味がないという事ではあります。つか、レーポの記事のこの部分に続く内容をちゃんと見るべきです。

France Galop chief executive Louis Romanet was at pains to emphasise that there had been no foul play.

これを目にしていながら、ゆたゆたさんに指摘されるような発言をしているようでは底が知れたなとしか…。コメント欄の応対を見てもこの程度の人かと思いましたし(間違いを指摘されているのにいきなりアンチ認定ってなんなのだ、一体w)。
ところで。

10戦もして一回も引っかからない秘密の薬を池江厩舎は使っているらしいです。それだったら、サイレントディールあたりも、もうちょっと何とかなったんじゃない。

ホントにそんなのがあるんならサイレントディールに使ってくれてれば…ってちがーう(笑
実際に薬物検査においてどんな試験が行われているかというのは公表されませんが、多量の検体を迅速に処理していくということ、また検出対象物が微量であることを考えると高速液体クロマトグラフィー(HPLC)とかガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)なんかは欠かせないかなと思われます。HPLC質量分析計をつけてるかなという気がしますが、これらの機器の分離能力や検出限界を舐めたらいけませんよと。あとは検出しなければならない物質の性格を考えるとイムノアッセイか。これも自動化されていて、高速分析が出来る上、感度が物凄いです。JRAだったらその辺のバカ高い機器を揃えられるだろうし、実際それくらい無いとやってられないのではなかろうかと。