西海岸の王者

Lava ManはあっさりPacific Classicも勝ち、今年の南カリフォルニア主要三場のトップレースをすべて取ったという形になりました。Santa Anita H、Hollywood Gold Cup、Pacific Classicを同一年でスウィープしたのはLava Manが初めての馬です。といってもPacific Classicがまだ歴史の浅いレースってこともあるんだろうが…
しかし、なんなんだろうな、この馬ってところはあって、今年になってから無敗ですよ、無敗。芝とダートでやりたい放題です。いくら現状で北米の古馬が駒不足とはいえこれはちょっと無いんでないかと思わなくも無い。Sunshine Millions Classicも勝っているわけで、この勝利で今年ミリオンレースを3勝。それだけで獲得賞金は180万ドル、Hollywood GCで45万ドル、Charles Whittingham Memorialで18万ドル、Khaled Sで9万ドルを獲得して、今年だけで獲得賞金は250万ドルを突破。5万ドルのクレーミングレースで取引されていたとは思えない大活躍です。クレーミング後の獲得賞金では300万ドルを軽く突破してクレーミングホースとして過去最高額をたたき出しています。また通算の獲得賞金はTiznow、Best Palに次いでカリフォルニア産馬として歴代3位にまで到達しました。Best Palまでちょっと差があって、さらに大きなレースを勝たないとちょっと逆転は厳しいかとは思われますが、どっちにしろとんでもない馬になってますなあ。JC Dirtで惨敗して何か吹っ切れたのだろうかw
2着がGood Rewardってあたりはちょっと嬉しい。