Belmont

Shuvee H - Funny Moon

G2 牝馬限定ダート8F。
5ポンドのハンデ差があったがSeattle Smoothに2馬身3/4差を付けたFunny Moonが快勝した。父Malibu Moon、母Fun Crowd、その父Easy Goerの4歳牝馬。去年のCCA Oaks勝ち。
Malibu Moonってこのあたりの距離がベストなんですよね。自身の血統だけを頼みに種牡馬になって、A.P. Indy直仔としてはPulpitの次くらいの評価を得ているかなと。

SIN Kranji

馬場がYieldingまで悪化していました。

Singapore Airlines International Cup - Lizard's Desire

G1 芝2000m。
DWCの1着2着が入れ替わってLizard's Desire、Gloria De Campeaoで決着。今回はちゃんと差しきって勝ちましたねってところなのか。どちらにせよこの2頭は拮抗していると思います。やや離れた3着にDDF勝ちのAl Shemali。4着に地元馬Waikatoといったところ。以下Presvis、Jolie's Shinju、Lahaleeb、El Dorado、Drovetti、Goldschatz、Yamanin Kingly。Shadow Gateはゲートから飛び出し、その際に外傷を負っていたようで発走除外となっています。仮にShadow Gateがレースを引っ張っていたらもうちょっと違う展開があったかなってのはあって、残念でした。Lizard's DesireのK. SheaもShadow Gateがスクラッチ扱いになったときにはペースを決める馬の1頭だからちょっと気にしたと言っていますしねえ。
Lizard's Desireは父Lizard Island、母Annsfield、その父Northfields。南アフリカ産馬でMike de Kock調教。今後どうするんでしょうね。欧州戦線に持ち込んで通用するかってと疑問なところはあり、Durban Julyあたりに登場すると楽しそうではあるんだが。

KrisFlyer International Sprint - Green Birdie

G1 芝1200m。
Rocket Man差される。最後にGreen Birdieに差されちゃったのは馬場の影響もあったかなとは見えます。前走のLion City CupもYieldingでしたが、地元馬相手だと格の違いを見せて勝てたのに対して、海外から強い馬が来ているとそうも行かないってところで。これでInternational Sprintでは2年続けて香港馬に負けて2着ですが、去年がSacred Kingdom、今年がGreen Birdieなら仕方ない面はあるでしょう。Green Birdieにしても2年前のHong Kong Sprintで2着とかの実績を持っていますしね。差の付いた3着にHappy Zero。やはり香港強し。
Green Birdieは父Catbird、母Mrs. Squillionaire、その父Last Tycoonの6歳馬。NZ産で、オーストラリア時代にG2で2着の実績があり、現在は香港調教。G2 Honk Kong Derby Trialを勝っている。

Longchamp

Poule d'Essai des Poulains - Lope De Vega

G1 3歳限定芝1600m。
Dick Turpinまた2着。
Lope De Vegaは父Shamardal、母Lady Vettori、その父Vettori。Machiavellian3x3。産国はアイルランドで、牝系の由来はフランスだが、ドイツのGestut Ammerlandのオーナーブリード

Poule d'Essai des Pouliches - Special Duty

G1 3歳牝馬限定芝1600m。
1位入線はLilisideだったが、6着に降着処分を受けてSpecial Dutyが繰り上がり1着。Special DutyはNewmarketの1000 Guineasでも繰り上がり勝利を得ており、こんなことも起こるものなんだなあ的な。Lilisideは明らかにやっちゃってるので、降着は当然の処分でした。

Capannelle

Premio Presidente della Repubblica - Querari

G1 芝2000m。
Oasis Dream、母Quetena、その父Acatenangoのドイツ産馬。イニシャルQだけどQuijanoとは別のファミリー。どっちもFärhofですけどね。
Premio Roma勝ちのVoila Iciは惜しい2着、イタリアの古豪的なイメージが強くあるPressingが3着。

JRA Tokyo

ブエナビスタレッドディザイアのどちらかでもシンガポールに行ってたら面白かったろうにとは思うが、それはともかく。

Victoria Mile - Buena Vista

G1 牝馬限定芝1600m。
マイルでレースをするのは久しぶりだとか、帰国後初戦だとか無理矢理不安材料探してもこの程度で、まあ勝ったな。
なんかもう、今年はサンデーの孫しかG1勝ってないんじゃないか日本とか思った。ヴァーミリアンエスポワールシチーキンシャサノキセキアパパネヴィクトワールピサジャガーメイルダノンシャンティブエナビスタと。母父、父父、父父、なし、父父、母父、父父、父父か。すげえな。サンデーサイレンスが入ってないのはアパパネだけか。
今年のG1ってことなら、RandwickのSires' Produceで母父フジキセキのYoseiがいて、今のところ日本国外でのサンデーサイレンスはここだけか。

オーストラリアのカレンダー

勢いで作った。
Australian Horse Racing
ARBのサイトにカレンダーがあったので、やっつけでマクロ組んでざっくり。全く調整していないというか、内容の確認すらざっと見ただけ。コース名が略記載だったので"RHIL"→"Rosehill"の如き対応を取ってはいる。そこで間違っていたら私の責任です。他は関知しないのです。タスマニアは競馬場名ってより都市名なんだが、よくわからんのでそのまま。東京競馬場と府中の関係みたいなもんだろし。
ニュージーランドは重賞シーズンが終わってるので、今からカレンダー作るのもなってので、来シーズンの日程が出たらですな。