G Fantasy 2月号

銀のクルースニク岩佐あきらこ

ミレナさん…あんたエリートじゃなかったっけ…。最初からだけど完全にネタだけのために存在しているキャラになってしまったなあ。第六天国サイドでは久しぶりにディーが話に絡んできた。これとキリアンの夢と関連して話が大きく動き始めそうね。

キューティクル探偵因幡(もち)

なんというか絵面がギャグだからね。突っ込み役の圭がいないだけでここまで酷くなりますか。でも今までのパターンと違って面白かったよ。ヤギがメインで話が進むと面白くなるわけでもある。

ダイワスカーレットの引退

そういえば桜花賞秋華賞も現地で見ていたんだよな。特にダイワスカーレットを追いかけていたというわけでもないが、GIを勝つところを現地で二度までも見たのはこの馬だけですな。3歳でエリザベス女王杯を勝ったときはどうにも競争相手に恵まれていないように見えたし、当時既にウオッカがダービーを勝っていたことから、ダイワスカーレットもどこかで牡馬相手にGIを勝つ必要があるのかとも考えていた。それを4歳になって成し遂げたのだから非凡に過ぎる馬であった。
正直なところダイワスカーレットにしてもウオッカにしても今年現役に残るという選択に違和感を覚えた。その一方では強い馬の引退が早くなっていることに残念な思いもしているのだから勝手なものである。大抵繁殖入りが待っている牝馬であっても5歳までの現役は普通の事であると考えているし、エリザベス女王杯で5歳馬が引退前のビッグタイトルを目指すという構図は萌える/燃えるものである。
海外に目を向けてもSoviet SongやPrideは6歳まで現役を続けていたし、Alexander Goldrunも5歳のシーズン終了を以ての引退であった。実績更に上回るOuija Boardにしても4歳が不完全燃焼という側面があったのだろうが、5歳で現役を続けていたことを不思議とは思わなかった。古馬としての実績という意味ではZarkavaにもう一年現役を続けて欲しい気分すらあった。
しかしウオッカにしてもダイワスカーレットにしても、国内のGIで牡馬相手に勝った身の上であり、これ以上どこを走って、どんな実績を積むのだろうとも思われた。両者のドバイ遠征計画にしても、既に国内の実績が十分な牝馬が敢えて選ぶ選択では無いと考えている。昨年のウオッカ古馬としてのチャレンジとして意義はあったと思うが。
結局のところ3歳以降で2年間活躍すれば十分なのではないかと考えてしまうのかな。だから北米のZenyattaにしても今年現役に残ったことが楽しみでならないし、逆に言えばCoolmoreやAga Khanがあまりにも早く引退させてしまうことを不満に思うのかもしれない。
で、ダイワスカーレットの配合相手が今年から社台が新規導入したチチカステナンゴとの事。社台の手持ちの種牡馬を考えたら、無難なのはタニノギムレットキングカメハメハシンボリクリスエスあたりとなりましょうし、好みのタイプではなかろうとは思われるがウォーエンブレムに頑張っていただくというのもありかとも。そういう社台の上位からと考えるとシンボリクリスエスがまとまりがあって良い血統になりそうかな。ネタ的にはタニノギムレットですがの。予定になかった繁殖入りということで、この選択は社台はチチカステナンゴに期待を掛けているという事を簡潔に示す一手のようにも見えたり。悪いとは思わないし、手元の種牡馬に最高級の牝馬を宛がって実績を得ていくというのが社台のスタイルなんだし。
さて、ダイワスカーレットに限った話ではないが、可能性の一つとしてのディープインパクト*1サンデーサイレンスの2×3もありだとは思う。ただ、それをやるならディープインパクトの初年度産駒であったらくらいにも。今はタイミングが良くないとは思われ。
近親交配は全く否定しない。サンデーサイレンスのように成功を収めた種牡馬が濃いインブリードの対象になるのは必然であるし、血統の可能性として検討されるべきものである。願わくば一流と見なされるクラスにおいて試行されるとヲチる対象になるので嬉しくあり。
というか、チチカステナンゴの母はNorthern Dancerの2×3ですぜ?ノーザンテーストはLady Angelaの3×2になるし、ウイポで牧場長に制止されない程度なら余裕だろ。
ネタ元のブログの記事はさすがにおれの怒りが有頂天になるかと思ったが、一般人の認識ならこんなものかとも思った。謙虚だからな。ブックマークのコメントでちょっと違和感があったもので、蛇足を入れた。

*1:種牡馬の側も当然ディープインパクトに限った話ではないが。