5/17 Kazan: Struna S
Kazanはソビエト時代の伝統的なレース名をかなり捨てています。変えるのはいいけど、レース名をもうちょっとなにか考えろと思わなくもなく。
May Sprint - Shakespeare Son
3歳牡馬限定1400m、リステッド、賞金32000ルーブル。
Shakespeare Sonは父Shakespeare、母Southern Streamerのロシア持ち込み産馬。通算4戦2勝。
5/18 Akbuzat: Struna S
同格のレースでKazanより賞金が高いとか何事。
5/19 Central Moscow: Trial S
Argymak Hippodrome
カザフスタンの競馬場。詳細不明なのであちらの掲示板をちょっと覗いてみましたら、関連する記事を見つけました。ロシア語から英語に自動翻訳したものを読んでいるので、内容の把握がいまいちかもしれません。
Argymak Hippodromeはカザフスタン共和国北部中央付近を占めるコスタナイ(Kostanay)州に新設された競馬場です。かつてHippodrome ZarechnoeがあったZarechny Villedgeに42ヘクタールの敷地を確保しています。ソヴィエト連邦時代のように不必要に過剰な設備を持つのではなく、コストを抑えた近代的な競馬場として建設されました。競馬場の新設にあたってはフランスのDeauvilleに視察を行ったようです。
カザフスタン国内では初めて国際基準に従って整備された競馬場となります。排水を考慮した路盤整備が行われ、トラックは砂に粘土を混ぜ合わせて作られ、コース全周は2000mです。こちらはChurchill Downsをモデルとしていると書かれています。安全性にも考慮がなされ、フェンスには弾力性のあるプラスチック素材が採用されています。発走ゲートは電気作動式で14頭フルゲートとなります。
放送用の映像設備を有し、グランドスタンドは800席、競馬場全体で2500人の観客を収容可能です。
今後、カザフスタンの主要なレースがこの競馬場で開催されていくことになりそうな雰囲気。
5/25 Argymak: Prize in honor of Argymak Hippodrome's Open
競馬場のこけら落としとなった初日の開催では6レースが行われ、そのうちの4戦がG3となっています。
出走馬の顔ぶれを見るに張り切りすぎている印象で、カザフスタン国内産馬がほぼ見られなくなっているうえ、これまでカザフスタンで目立っていたポーランド産馬も隅に追いやられた印象です。逆にロシア産馬が多くみられるほか、欧米のトップサイアーを父に持つものも確認できるようになっています。
Argymak Racecourse Open S - Mugalzhar
3歳牡馬限定1600m、G3.賞金436万テンゲ。記念すべき開催のメインを張るレース。
Mugalzharは父Diamond Green、母Peneiaのアイルランド産馬。ロシアのAkbuzat Hippdromeでデビューした後、カザフスタンへ。AlmatyのG1 Favorite Prizeの勝ち馬。
Ihavenotime S - Dance Motive
3歳牝馬限定、G3、賞金70万テンゲ。
Dance Motiveは父Motivator、母Susanna's Danceのロシア持ち込み産馬。去年Kulager Hippodromeで行われたG1 Cup Of Federation Of National Sportsの勝ち馬です。
Vstupitelny Prize - Roleks
4歳以上牡馬2000m、G3、賞金70万テンゲ。
Roleksは父Sakhee、母Red Countessのイギリス産馬。
Zhibek S - Palinode
4歳以上2000m、G3、賞金70万テンゲ。
Palinodeは父Dansili、母Formal Approvalのアメリカ産馬。