Prix Du Cadran: G1 Longchamp Turf 4000m

今年の欧州長距離路線はStradivariusから王座を引き継いだKypriosが完全復活したシーズンとなった。Kypriosにとってはその2022年の再演でしかないので特に問題は見当たらない。5頭立てのこのメンバーで誰がKypriosを止められるというのか。

古豪としてはTrueshanが出走してくるもののすでに8歳となっており充実一途のKypriosを向こうに回せるほどではない。

新興勢力としては4歳馬のDouble Majorになろうところだが、まあ4000mは初めての出走で厳しい。登録段階ではContinuousの名前もあってLongchampの4000mでHeart's Cry産駒とDaiwa Major産駒が顔を合わせてしまうという謎の状況をぬるく見守りたくもあったが、Kypriosを出すのにContinuousを出す意味はないよねえという当然の判断となったようで残念である。

Coltrane: Mastercraftsman - Promise Me by Montjeu

A.Balding厩舎の7歳馬。イギリスの長距離重賞では常連だが、G1では力不足。G2 Lonsdale CupやG3 Sagaro Sを勝っている。

Kyprios: Galileo - Polished Gem by Danehill

A.P. O'Brien厩舎の6歳馬。現在欧州最強のステイヤー。去年は怪我からの回復が遅れ2戦しかできなかったが、今年は完全に復活して5連勝。Navanの14F戦ListedのVintage Crop SからLeopardstownの14FG3 Levmoss Sで始動し、Ascot Gold Cup、Goodwood Cup、Irish St. LegerとG1をスイープしてきたのは2022年と全く同じである。ウイニングポストでローテ考えるのが面倒で今年も同じでいいかってなった感じの組み方やめーや。

Trueshan: Planteur - Shao Line by General Holme

A.King厩舎の8歳馬。このレースを2勝している名ステイヤー。前走はG2 Doncaster Cupを2着とまだまだ実力が通用するところを示したが、Kyprios相手となるとかなり厳しいだろう。

Double Major: Daiwa Major - Dancequest by Dansili

C.Ferland厩舎の4歳馬。Wertheimer持ちのステイヤーで、フランスの長距離重賞でSevenna's KnihgtやShembalaと覇を競っている。Kypriosの相手が務まるほどではないので、Royal-Oakで期待すべき。

Miss Cynthia: Sea The Moon - Best Friend by Galileo

M.Prescott厩舎の4歳牝馬前走のLingfieldで未勝利を脱した4歳牝馬なんか見せられても困る。一応2マイルのListedで3着程度の実績を有している。血統面では父と母父を見れば分かるようにSea The StarsGalileoのクロス。Sea The MoonはMonsunOld Vicと組まれているので激重という感じになるが、だからステイヤー路線にいると思えばそうか。ま、Sea The MoonはJukebox JuryとLomitasからFantastic Moonが出てくるのでちゃんと当たればスピード能力あるんだろうけど。