RMB2014: Tom Fool, Buckpasser

Tom Fool

種牡馬頭数21頭、種付け総数219頭。
ほぼBuckpasserの直系となりますが、その他にCopelan直仔で1頭残っています。フロリダで代を繋いだ父系ですが、風前の灯となっています。Copelan's PacheはValid Expectationsの半弟にあたりかつてはニューメキシコでそこそこ繁殖を集めていました。ただ、このクラスだと牡馬はほとんど去勢されてしまいますし、北米でもマイナーな直系の存続は厳しいと思い知らされます。

  • Tom Fool-Jester-Tri Jet-Copelan>Copelan's Pache (3)

Buckpasser

種牡馬頭数20頭、種付け総数216頭。(-16)
フロリダで66頭のBig Dramaを抱えたMontbrookの系統が多くなっています。ケンタッキーにはEinsteinがおり、49頭の種付けを行いました。この2頭は前年よりも種付けを増やしましたが、他は減少傾向。
Big Dramaは今年が初年度産駒のデビュー年ですから、正念場と言えますね。一方Einsteinは2015年からAdena Springsオンタリオに移りました。初年度の2歳でRankhasprivilegesが出ているのですが、その後がさっぱりで低迷しています。
北米におけるSilver Charm唯一の後継となっているPreachinatthebarは現在ワシントン州にいます。ワシントン州の生産規模ってことでState Fact Bookを確認すると、かつては2000頭もの種付けが報告されていましたが、2014年は275頭にまで減少しています。種牡馬が26頭ということでそのうちの1頭ですね。Report of Mares Bredでは24頭しか確認できませんが、マイナー父系が多いというわけではないですね。しかしワシントン州のState Fact Bookは各種数値が非常に厳しい状況を示していてこれは…という気分になります。ワシントン州だけではありませんが。

  • Buckpasser-Buckaroo>Lite The Fuse (3), Erlton (2)
  • Buckppeser-Buckaroo-Montbrook>Big Drama (66), Max Forever (11), Brooks 'n Down (10), Royal Orleans (4), Snuck In (2), Capitol Panic (1), Fort Macon (1), Source (1)
  • Buckpasser-Buckaroo-Montbrook-Chapel Royal>Bobalicious (6), That's Rich (2)
  • Buckpasser-Buckaroo-Montbrook-Pure Precision>Purely Guilty (2)
  • Buckpasser-Buckaroo-Montbrook-Thunderello>Monterey Jazz (15)
  • Buckpasser-Buckaroo-Spend A Buck>Einstein (49), Spendabuck's Luck (4)
  • Buckpasser-Buckfinder-Savings>Saving Stardust (4), Albert's Gold (1)
  • Buckpasser-Norcliffe-At The Threshold-Lil E. Tee>Mula Gula (5)
  • Buckpasser-Silver Buck-Silver Charm>Preachinatthebar (27)