Son of Hat Trick got Prix Morny with his 4th straight win.

Dabirsimオメ。
初年度産駒が2歳で4連勝してG1を勝つなんて出来過ぎっぽい結果ですが、2年目以降種付け頭数が激減していたHat Trick種牡馬としての人気がこれで少しでも上向くと良いよね。
参考までに種付け料の変移を記しておくと種牡馬入り当初の2008年は15000ドルを提示していたのが、2009年に12500ドル、2010年に7500ドルとなって、今年2011年は6000ドルでした。この間北米の種付け料は全体的に下降傾向とはいえ、初年度産駒がデビューするまでに半額以下に落ちていることになります。斯様に種付け料が減額されていますが繁殖牝馬は集まっておらず、種付け頭数/産駒出生数は順に120/70、57/43であり、2010年の種付け頭数は32頭となっています。この他にアルゼンチンとオーストラリアにシャトルされていますから南半球での産駒が存在しますが、それを考えても早めに結果を出して人気を回復しないといけない状況です。
Stallion Registerでチェックする限り、現時点で7頭が出走して4頭が勝ち上がり。この4頭にはロシアのMata HariとHinokiを含んでいます。Stallion Directoryでも同じなのでロシアの2頭を含めて7頭出走4頭勝ち上がりとするのが正解かな。というこは北米で勝ち上がったのはSuspecious Jackただ1頭。この時点で北米での出走が多く見ても4頭しかいないのはやはり厳しいものがあります。芝で走らせてやってよってのはあるでしょうけど。
Dabirsimが活躍したらサンデーサイレンス産駒好きなフランス馬産界が手を出さないだろうかと妄想したり。これ以上に種付け料や配合頭数が下がるならありかなあなどと。