ロシア競馬

7/31 Rostov: Rostov Derby

RostovでもG1開催。今年はKrasnodarやRostovでG1に昇格したレースがかなりあったみたい。去年でもG1は多めだったのだけど、こうなるともう多過ぎるという印象ではある。

Rostov Derby - Appolon

3歳限定2400mのG1。賞金30万ルーブル
Appolonはウクライナ産馬だが父はStatue Of Libertyの持ち込み馬。三代母がCocotteである。Statue Of Liberty × Sadler's Wells × Polish Precedent × Cocotteという血統。通算3戦1勝。これまでRostovで条件戦を2戦してどちらも2着だった。

Russian Ministry Of Agriculture S - Record Holder

4歳以上2400mのG1。賞金12万ルーブル
Record Holderは父Giant's Causewayのアメリカ産馬。通算17戦4勝。Raise The Standardの牝系。Glorious Song=Devil's Bagとか不意打ちで見せられると効くなあ。

First Crown S - Russian Day

2歳牡牝限定1600mのG1。賞金12万ルーブル
Rostovの重賞を連勝していたSpanish Kidが出走を取り消している。
Russian Dayは父Harlan's Holidayのアメリカ産馬。通算4戦3勝。

Moscow City S - Diplomatik

3歳限定2400mのG2。賞金7万ルーブル
勝ったのはロシア産馬Diplomatik。父はInvolvement。通算4戦2勝。

Criterium S - Azlak

2歳以上1000mのG2。賞金5万ルーブル
Azlakは父Shamardalアメリカ産馬。3歳までイギリスで出走し10戦4勝。GAGは82.5とあるが詳細は不明。3歳シーズンの終わりにロシアに移籍した。ロシアでは6戦1勝。

7/31 Central Moscow: Anilin S

Anilin S - Skripach Na Kryshe

3歳限定2000mのG2。賞金6万ルーブル
Skripach Na Krisheは父Unbridled's Songのアメリカ産馬。通算4戦1勝。

Master Sprint S - Tender Charm

3歳以上1200mのG2。賞金6万ルーブル
Tender Charmは父Chequerのロシア産馬。通算11戦4勝。

V.O. Vitt Memorial - Anichkov Most

2歳限定1400mのG3。賞金5万ルーブル
Anichkov Mostは父Awesome Againアメリカ産馬。2戦全勝。

8/5 Kazan: Tatarstan Derby

Tatarstan Derby - Secret West

3歳限定2400mのG1。賞金25万ルーブル
Secret Westは父Gone West、母Danzig Colorsのアメリカ産馬。則ち、祖母がWinning Colors。通算10戦4勝。去年のRostovでデビューから3連勝したが、以降は勝てなかった。今年はKazanで出走し、3戦して勝ちなしだったが、Derbyでやってのけた。前走のAk Bars Sを5着から逆転した。

Tatarstan Minister Of Agriculture And Food S - Korol

4歳以上2400mのG1。賞金20万ルーブル
共和国大統領杯を勝ったKorolがここも勝つ。2着Bariton、3着Baletmeister、4着Mamlyuk Bekと揃っていたが、さすがに強かったか。つか、A.P. Indy

Povolzhye Favorite S - Red Lemon

2歳限定1600mのG2。賞金10万ルーブル
Red Lemonが無傷の3連勝でG2まで勝利。次はG1のFirst Crownかな。

Kazan Kremlin Cup - Kompanion

3歳限定2000mのG3。賞金9万ルーブル
Kompanionは父Giant's Causewayのアメリカ産馬。戦績を見る限り2000mでは距離が長いのかと思われたが、17馬身半差で圧勝している。まあ前走のAk Bars Sとは相手関係が違いはしますが。上位はDerby行ってますしね。

Kazan Versta S - Patrul

2歳以上1000mのG3。賞金8万ルーブル
Patrulは父Friend's Lakeのアメリカ産馬。短距離に転じて重賞を連勝となった。
Strong Dominatorが出走していたが、7着。どうにも勝てなくて短距離に活路を見つけにきたようだが、失敗に終わった。