SIN Kranji

Singapore Derby - Race Ahead

G1 4歳限定芝2000m。
Super Goldが逃げるもその外にRace AheadとEscamondaが並ぶように付けてくる。向こう正面ではSuper GoldとEscamondaが並んで競り合い、これから2馬身ほど空けてRace Aheadが続く。更に少し開いてPowerful Rulerを先頭としたメインの集団。4コーナーを回るところで馬群が一つに固まって、Race Aheadが先頭で直線に。これに最初はPowerful Rulerが食い下がりますが、差は詰まらず。Race Aheadはそのまま馬体を併せることを許さずゴールまで駆け抜け、2番手に漸く中から伸びてきたNew Rose Woodが上がって2着。Interceptは最後に何とかRavagesを差して3着を確保しました。Super Goldは逃げ潰れた形で15着に終わっている。
Race Aheadは父Al Akbar、母Mertie Loveのニュージーランド産馬。DerbyへのプレップシリーズではSteward's Cupを8着、Patron's Bowlを10着と全く良いところがありませんでしたが、その前は2000mのG2 Queen Elizabeth II Cupを勝っていました。2000mの馬なのかなあ。そこまでのキャリア見てもそんな感じは一切無く、むしろ短距離って印象なんですけど。

Saas Fee S - Waikato

G3 芝1400m。
Airlines Intl. Cupの地元馬最先着の実力があるわけですからこれくらいは行けるという感じですかね。
どの距離が良いのかは分かりませんが。シンガポールはトップクラスの重賞の数が限られているので距離が合ってなかろうが、出走してくるという感じはしますね。というか、マイルを走る馬が長いところでも短いところでもこなしてというのがシンガポール向きなんかねとか。そう思うとGold Cupの2200mって距離設定は割と凶悪だよなあ。