今年のEpsomは全体的に時計が速いよな。
Oaks S - Snow Fairy
G1 3歳牝馬限定芝12F10yd。
Coronation C - Fame And Glory
G1 芝12F10yd。
Fame And Gloryが勝って、2着にSariskaと穏やかな結果に。Sariskaは10F走ってれば良いじゃん。オークスダブルで変に12Fに自信を持ってるっぽいのが微妙なところ。
Derby S - Workforce
G1 3歳限定芝12F10yd。
それにしてもWorkforceは強さを見せつける競馬だった。時計はレコードを更新する2:31.33であり、逃げた2着At First Sightに7馬身差というもの凄い結果となっている。Ryan Mooreは前日のOaksに続いての勝利。OaksはE.A.L. Dunlop、ここはM. Stoute。
Workforceは通算3戦2勝とした。父King's Best、母Soviet Moon、その父Sadler's Wells。King's BestにSadler's Wellsと常道を踏んだ配合で、さらにAlleged、Star Appeal、Vimyと遡っていくことが出来る。ファミリーはSister Sarahのモノ。府中で勝ったエイシンフラッシュはその母系がダイレクトにドイツ由来だったが、Workforceの場合Star Appealがドイツ由来の牝系出身。King's Best自身もドイツ由来の牝系ですから、マッチするのでしょう。Alchimistあたりが軸かな。そしてWorkforceはKingmamboとSadler's Wellsという当代でも素晴らしい結果を残す組み合わせであり、King's BestはGalileoの叔父であるようにSadler's Wellsとのマッチングにもある程度見通しがあり、母Soviet Moonの全兄がBrian Boruと隙のない血統の構築と見えます。