それにしてもBirdstone産駒は極端ですね。Mine That BirdとSummer Birdの活躍で目立つと言えば目立つのですが、活躍馬としてはこの他にはKentucky Oaks2着のStone Legacy程度。ステークス馬は3頭で前2頭の他ノングレードで勝ったTexas Birdstone。ステークス入着はStone Legacyと更にBet Your Bootsを加えた5頭というのが実績。それでもSecond Crop LeadingでMedaglia d'Oroの次の2位という何とも言えない状況です。5位のTapitの方が明らかにBirdstoneより印象が良いものなあ。
そのMedaglia d'OroはRachel Alexandraを筆頭にGabby's Golden Gal、Payton d'Oroとちょっとおかしいくらいに活躍馬を出してきていますが、こちらの活躍馬は牝馬に集中しています。牡馬ではDwyer、Jim Dandyで結果を出してTraversに出走していたWarrior's Rewardくらいしかいません。そんなあたりでMedaglia d'Oroを買うなら牝馬だろということで、この前のFasig-Tiptonでも150万ドルは牝馬につきました。
3位に付けるSpeightstownはフランスでGIを勝たせたのがアピールになるかどうかはともかく、北米でも今日走っていたMunningsが出るなど好調。4位のLion Heartは産駒数の多さもあるが、Soul WarriorにWest Virginia Derbyを勝たせたのが大きい。それでStardom BoundとCareless Jewelが出ているTapitが5位なのだからレベルの高い争いです。この次がようやくCandy RideでこちらもCapt. Candyman CanがGIを勝ち、他にEvita Argentina、Chocolate Candy、Misrememberedといった活躍馬を有します。
北米牡馬の三冠にHaskell、Traversまで独占してるんですよね。勝ったのはMine That Bird、Rachel Alexandra、Summer Birdなんですが。更に芝のSecretariat SもEven the Score産駒のTake the pointsと。
牝馬でもChurchill Downs、Pimlico、Belmontの牡馬三冠に並行して行われるレースをRachel Alexandra、Payton d'Oro、Gabby's Golden Galが勝って全部Medaglia d'Oroってどうなってんだと思うわけですし、NYのAlabamaをCareless Jewelが取っています。
