West Virginia Derby - Soul Warrior
Big Dramaが出鞭をくれて先頭を取ると、そこから後続を引き離して大逃げの体勢でレースは進む。残りは後ろで固まっていたが、Mine That Birdはその中でも一番後ろ。向こう正面でBig Dramaを捕らえに行くフェイズでMine That Birdが迫るがコーナーを回って直線に入ってもBig Dramaがリードを保って先頭。これを追うのがSoul WarriorとMine That Birdの2頭だったが、最後はほぼ脚が止まったBig DramaをSoul Warriorが捕らえてアタマ差の勝利。Mine That Birdには最後の伸びがなく3着。
Soul Warriorなこれで7戦3勝、重賞は初勝利となった。父Lion Heart、母Urmia、母の父Meadowlake、カナダの8-f Flaring Topの末裔です。Derby TrailではRisen Starを7着、Louisiana Derbyを5着。前走はIowa Derbyを2着で上向いてきていたと言うことになるのだろうか。
Big Dramaは23.73-22.83-23.89-26.68-24.33というラップを刻んでいて、コーナーで脚を溜めて直線で後続2頭に迫らせなかった時はこれで逃げ切ったと思いました。最後はちょっと距離も影響したのかな。こなせないことはないと思うけどPreaknessでも最後粘ってるけど交わされるってのはあったわけで。次走は7FのKing's Bishopとなる予定。
Mine That Birdは122ポンドと背負う立場にあったのは事実ですが、これくらいなら直線で差しきって欲しかったところ。New MexicoのSunland Parkで勝てなかったのと、三冠路線で安定したのとどっちが本来の姿なんでしょう?乗っていたMike Smithは全部私のミスというコメント。バックストレッチで脚を使いすぎたということのようで、そういう意味では敗因はBelmont Sと似てるのか。どうも脚が長く使えないっぽく難しいところがあるようです。調教師のB. Woolley Jr.は勝ち馬と11ポンドも斤量に差が出てしまう設定に文句を付けています。次はTraversということで注目。
