コミックブレイド 8月号

EREMENTAR GERAD東まゆみ

そういった事情があったからこそとでも言うべきシアの過去。レンの旅の終着点は今回のラストということになるのでしょう。
それでもまだ話が繋がっていないところはあるような気がします。それとエディルガーデン自体にまだ分からないことがあるんだけど、本編でそこまで話が進むのだろうか。蒼との絡みもあるから難しいかなあ。どう見ても過去からエディルガーデンだけが技術レベルで突出していると見えるんですよね。その辺どうなのだろうねと。

パラドクス・ブルー中西達郎、nini)

どうも前号からの今回の天使の試練では出題編、回答編という構成を変えてるんですかね。どうも詳しく見ている時間が無くてはっきりとは言えないが、前号の部分だけで今回の答はでないような気がします。話が大きく展開する鏡面だからこういう形にしたのかなあ。
新堂先輩が生徒会中のトリックスターなら、青を名に持つ二人の役割は何だろうということで。コミック1巻の目次にあるStage 0のタイトルとの関係も気になるところですが。

ヒトガタナ(オニグンソウ)

他班のメンバー。まずは半分といったところですが、個性的というか灰汁が強いというか。モノローグで各人の解説を入れてるのは姐さんか。ここまでのところでは十種は取り巻く人たちに恵まれていると言っても良いのかな。同じように対刀犯罪課の仲間だからというのはあるんだろうし、その上はそうでもないんだろうけど。姐さんの表情が良いのです。

白雪ぱにみくす!桐原いづみ

お節介な友人たちですなあ。しかし霧島さんはどれだけ危険人物なんだ。あの人ならやりかねんとか言われてるがそれも仕方なし。シンコがそれをやるといろいろシャレにならんですよ。

バガタウェイ(小日向いろは)

シホ先輩、漢字が…。
そして七瀬が慌てているシーンはよく分かる。こういう球技全般で、やり始めた最初の頃はボールを持ったときにどうしようかというのはよくあることなんだよねえ。こういう何気ないところがこの作品の良さだと思いますよ。

エスプリト(筒井大志

前半:ホントにエイジは死ねばいいのに。中間:格好良いエイジはエイジじゃない。最後:やはりエイジはエイジだった。そんな展開でした。
一応エイジが外海に行く理由付けのような話でしたけれども、その中でエリュシオン教団について少し出てきている辺りは今後に影響してくるのかなとも。ランねーちゃんの肢体はけしからん。

レイン(吉野匠、住川惠)

補給部隊をそういう士気の低い隊長、兵士に任せてしまうとなあ。ガルブレイク将軍は武人としてはそれで良いのかも知れないけど、指揮官としてはそれではダメだろうなあ。

特務機甲隊クチクラ(原作:プロダクションI.G、原案脚本:櫻井圭記、作画:日向陽市郎)

最終回。感想を書かなかったが、読んでいたことは読んでいた。あまり肯定的な感想を書けなかったというのがあるので。
連載初期に掲げていたコンセプトを考えると、企画倒れだったという印象しか残らない。最終回も超兵器を手に入れたゲリコマの活躍でまとまりましたって辺りに落ち着いちゃったのが何とも言えないなあ。