Kranji

Singapore Derby - Jolie's Shinju

SIN-I 芝の2000m。
父Jolie's Haloの日本産牝馬で、高岡厩舎所属。Singapore DerbyはHong Kong Derbyと同じ状況で行われるので、4歳馬。Four-Year-Old Challangeと名付けられたPatron's Bowl、Singapore Derby Trial、Singapore Derbyの3戦をスウィープした最初の馬となった様です。
これで通算19戦9勝。3歳の初出走からずっとスプリントで使われていて、距離を延ばしたのはPatron's Bowl(1400m)を走ってから。Singapore Derby Trial(1600m)、Singapore Derby(2000m)と大成功で、このレースは5馬身差での圧勝です。
去年El DoradoがSingapore Gold Cupを勝った時にも書いたし、その前からもたまに書いてるけど、日本産馬の海外展開となるとシンガポールは大きなターゲットでしょう。芝の中距離という日本産馬が強さを発揮出来る条件にレースが揃っています。スプリントでオーストラリア産馬と勝負するのは難しそうなのでマイル以上をターゲットとするとなるとシンガポールは見逃せません。Singapore Airlines Internationalはかつてコスモバルクシャドウゲイトが勝っていますし、El DoradoとこのJolie's Shinjuという高岡厩舎所属馬の活躍で今がチャンスですよ。今のうちに日本産馬は強いというイメージを確立してしまえばと。
Jolie's Shinju makes it a clean sweep