コミックブレイド 7月号

白雪ぱにみくす(桐原いづみ

日常に戻って、完全なラブコメになりやがりました。これは良い。もっとやれ。

EREMENTAR GERAD東まゆみ

グレイアーツ…。直接手を下したグラディアスに対する復讐は終わっていたし、この人はココウェットがいないという状況で生き続けるつもりは無かったんだなあ。最期の相手がローウェンだったのは、ローウェンだからこそグレイアーツが死に場所と納得したのならと。一方シアは更に禍々しく。

ヒトガタナ(オニグンソウ)

ベタな展開だけど、十種の置かれている状況を簡単に見せるということならこういう感じの方が良いんだろうね。初回とこの話で大まかな状況は分かったようなそんな状況。

バガタウェイ(小日向いろは)

ラクロスのルール紹介を織り交ぜつつということで、今回は選手交代のルール。交代に関して制限が無いというのはバスケットボールと同じ感覚かな。タイミングについてはそれ以上に自由という感じで、選手層の厚さが効いてくるので、ギリギリの人数で試合をするこのチームにはやや厳しいなあ。それがこの試合の展開でも影響していますね。それと半分素人集団であるからこその団体球技での弱点も。キャプテンはキャプテンで悩みがあるようで、だからこれまででもどこか引いた印象があったのかな。一応それを解決できそうですけれど。

殲鬼戦記ももたま黒乃奈々絵

そして、この状況に合っての香椎の役割。香椎だけじゃなくて生徒達それぞれがどういう立場に立って行くのかが問われているような感じであり、そこには突然現れたトキワに素直に従えないという感情があるのでしょう。ましてやその目的が…となれば。で、基本三枚目役を振られるこの香椎ですけれども、何かにつけて重要な役割も回ってくるのですねえと。
また面白くなってきたところで第一部完なのか。そしてPACEMAKERが再開されるのは良いのだけれど携帯配信。黒乃さんの描き込みの多い画面を携帯にってのはどうも無理というかもったいないと思えるんだけどねえ。携帯でという形にした目的がいまいち見えてこないんですよね。画面サイズの問題もあるし、特に細かいところまで描く作家さんには向いてないんじゃないかと。

エスプリト(筒井大志

グリフがエイジ以上のダメっぷりを発揮。暴走気味の子どもたちを止めなければならない立場の大人が何をやっている。しかしみんな手のひらの上ですか。巻き込まれるばかりのエイジが今回ばかりは可哀相に見える。けれども、ミオはやり遂げることとそのために無謀をやるということは違うのだと理解しないといけないのではないかとも思われ、この組み合わせだとどうにかしてグリフがその状況を作らないとなあと、最近の展開を見てると無理か。

パラドクス・ブルー中西達郎、nini)

突然クライマックスっぽくなってきましたか。新堂先輩とイザナミエルに何やら関係があるのかな。