コミックREX 6月号

える・えるシスター(邪武丸

いきなりの不意打ちは思わず笑ってしまった。ねね子先生に遊ばれてるなあ。しかしこれは酷い姉だ。

かみあり(染屋カイコ)

今回はメガネ教徒のためのお話となっております。

てとてトライオン(PULLTOP、黒瀬浩介)

最終回。面白かったです。このマンガのおかげで原作のゲームにも手を出しましたしね。はっちゃけて何でもありになってるけど、まあそれはそれで。ゲームのOPだけでもそれなりに酷い親父なのは分かるが、マンガだとかなり悪化してたな。

ぴゅあぷり(すずかゆう)

よみきり。二度目の登場ということで、確かに絵柄は記憶にあるのだけど、どんな作品だったかまでは憶えていない。今回は女装美少年が好きなひとには良いのではないかなと思うが。

白砂村(今井仁)

事件解決。作品タイトルに関わる事件ではあったが、話の本筋とは違うところにあったんですよね。ということで大戸医師が口にした影病とか、弥都波が見たものあたりからつながっていくんですかね。

怪異いかさま博覧亭(小竹田貴弘

蓮花だけは本当に早く何とかしなければの領域。判断基準は胸の大きさなのか。

蒼海訣戰(納觥花丸)

八島のターン。彼自身の意識の高さは良いが、無駄に敵を作ってしまうのは得策ではないということにも気付くべきなのかな。間違ってはいないし、それだからこそ吉野教官の期待も高いのだろうが。途中に差し込まれた吉野の回想中で草垣が言っている事、変わっていくものというのが今後のポイントになるのかなあとも。

エスペリダス・オード(堤抄子

変わってしまう。ファヤダーンが言ったとおりに。エルハイアはファヤダーンに対しては否定していたが、実際にそれを手にしてしまうとこうも変化してしまうものなのか。その変化の中で失われていくもの。ティムサーフの言葉が何だったのか、失っているのはそれだけでは無さそうですね。力に溺れるというより、その力に対して他のことが小さな事になっているという感覚だろうか。1巻でワサト軍に潜んでいたアリア族の瀕死の男に対して見せた態度をこのカルブには見せていない。カルブはそのとき王の腕の中で死ねると感じていたが、もうそれは無くなった。まだ小さな勢力に過ぎなかった頃と、各地のアリア族をまとめて数が増えた状況での変化はあるだろうが、カルブはエルハイアの思想を理解しようとする象徴であったわけで、カルブが死んだことはエルハイアのそうした側面がなくなったことを示しているように思える。一方で力への賞賛を受けるエルハイアがいて、この状況でシャウラはどうするんでしょうね。つらい立場とは思う。