コミックブレイド2月号

プリンセス・ルシア(瀬尾公治

隔月で新連載。読み切り時よりルシアの痴女度が増している。いや、ルシアだけでなく全体的にそっち方面への修正があるようにも。ややおかしな方向にいっている感じがあり、この方向性でどこまで持つのだろうかと。

殲鬼戦記ももたま黒乃奈々絵

陸奥九世の目的というかそもそもその存在自体が何なのかという辺りが最大のポイントではあるか。ここで絡んでくる鬼であったり、ナチの前に現れている桃太郎を名乗る人物であったりもどうなる。一方孝一郎は全部の事情を知ってしまったか。こちらもどう動いていくだろうか。

EREMENTAR GERAD東まゆみ

シアがレンに見せる表情とそれ以外の落差が凄いなあ。それはつまりレンが知っていたシアとの落差でもあるわけで、エディルガーデンでシアと会うという当初の目的は成し遂げられたが、レンがこれからどうするんだろうと。レンはこの状態のシアを見てどう思っているんだろう。変な風に適応してしまったようにも見えるんだが。相変わらず抜けた部分はあるんだけど、このままで良いということにはならないだろうしなあ。そしてこのタイミングでレッドリンクスも参戦…なんという王道、熱いなあ。

バガタウェイ(小日向いろは)

学生ですから勉強も大事ですよ。七瀬さんの向かうべきものが見えたかなという回。一年生ズは七瀬さんが他の二人を上手く使っていくという形になるんじゃないかな。王道に勝る展開は無いのだなと強く思う。

エスプリト(筒井大志

何事にも真っ直ぐで諦めを知らない澪は良い主人公。一方エイジはこれほど「うわぁ、死ねばいいのに」が似合うキャラもおるまいといった方向性。

パラドクス・ブルー中西達郎、nini)

被害者の共通点は身内が何らかの形で亡くなっているという点。そして明け方が曇っている日には事件が発生していない。この2点がポイントか。そんなわけで今回は天使そのものといった風で。天使自身が手を下したのではなく、そうなるように誘導しているというところ。意図したかどうかは別として。

白雪ぱにみくす(桐原いづみ

ミドリとシンコのやりとりはそんなものかなと。基本的にミドリのヘタレ感というものがあるわけで、そのミドリを引っ張っていくのがシンコ。ミドリはミドリで必死なんだけどね。そして霧島さんの良い笑顔。この人が一番ぶっ壊れてると思う。オダギリのパートといい、シリアスな展開のはずなんだが全然シリアスに成っていないなあ。そこが良いところでもあるけど。しかしこのカラーはノリノリ過ぎるだろう。