草津イオンモールで見つけたのでつい。

Legend of Africa / 三国屋善五郎

ケニア産のCTC茶葉。ケニアは生産量で世界4位。輸出となると国内消費のあるインドやスリランカを上回っているのではなかろうか。インド洋からのモンスーンの影響を受け、赤道近辺ながら1000m級の高原地帯とスリランカなどと近い条件かなとは思われ。
ケニアの紅茶はそりゃブレンドの一部としてはいくらでも飲んでいるんだろうけど、ケニア産100%はこれまで飲んだことがありませんでした。出来ればCTCじゃないリーフタイプが欲しかったのですけど、全く見かけないので諦め。他の産国より機械化が進んでいて、ほぼCTCに加工されているというのでは仕方ないですかね。確かMariage Freresのラインアップにはリーフタイプがあったかと思うけど。
CTCですが、茶葉から丁度良いくらいの香りがあります。ちょっと癖になるくらいの良さでした。CTCということもあってラベルに記載されているとおりの条件で入れると濃いのではないかとも思いましたが、そのまま。全体として見ればやはりセイロンに近似したという印象で、水色はやや薄いものの明るい紅色であり、香りは少し弱め。これは茶葉が良かっただけに残念。口当たりも良くて、軽く飲みやすい茶葉でした。ただ、やはりCTCなのでそのまま時間をおくと悪い方向に変化し、雑が多くなります。当然苦くもなるけど、それ以上に味が壊れていくのでどうしようもありません。
飲みやすいけど、やや弱い印象を受けました。銘柄としての主張が無いかな。逆にそうだからこそいろいろなブレンドに使われるのかなとも。
次は何とかしてリーフを探そう。