サウジカップ開催のアンダーカードでは今年からNeom Turf CupがG1に昇格した。他にG2がRiyadh Dirt Sprint、1351 Turf Sprint、Red Sea Turf Hの3戦。G3でSaudi Derbyが開催される。Saudi Derbyは今年からRoat to the Kentucky Derbyのポイント対象レースに追加された。
2020年の創設以来、サウジカップ開催全体で日本からの遠征馬は好成績を納めており、今年も各レースに有力馬が出走予定である。G1となったNeom Turf Cupも含めて出走馬を見ていこう。
Saudi Derby: G3 Riyadh Dirt 1600m
総賞金150万ドル。
過去にフルフラット、ピンクカメハメハ、フォーエバーヤングが勝っており、勝てなかったときでもセキフウとシンフォーエバーが2着、デルマソトガケが3着という結果を残している。また、この後にUAE Derbyを使ってKentucky Derbyを目指すローテーションでフォーエバーヤングとデルマソトガケが本戦への出走を果たしている。
アメリカ調教馬は過去にG1 Del Mar Futurity勝ちの実績を持っていたPinehurstが勝っているが、この時期に北米を離れるのはListedクラスの勝ち馬までとなることがほとんどである。UAEからするとUAE 2000 GuineasとUAE Derbyの間となるので、去年のGolden VekomaのようにUAE 2000 Guineasの勝ち馬が出てくると有力となる。
Saudi Derbyは今年からKentucky Derbyのポイントレースに組み入れられた。欧州中東路線は今年若干の変更があり、中東ではこれまでUAE Derbyのみがポイント加算だったのが、Saudi Derbyに加えてMeydanのUAE 2000 GuineasとDubai Road to Kentucky Derby Sが追加された。とはいえ、Saudi Derbyでも30ポイントの加算しかなく、UAE Derbyが100ポイントレースでポイントが抜けていて、仮にUAE 2000 GuineasからSaudi Derbyと連勝しても50ポイントでUAE Derbyで2着の60ポイントに及ばない。欧州からのルートは言うに及ばずで、ポイント的にはUAE Derbyに全力の状況に変化はないようだ。
そういうわけで、UAE Derbyを見据えつつ北米と日本からの遠征馬がメインとなってくる出馬表だが、フランスとイギリスからも挑戦者はいる。UAEの3歳路線はSix Speedが圧倒的であるが、Riyadhには遠征していない。
持ちレートが高いのは牝馬のTokai Ma Cherie、カトレア賞勝ちのSatono Voyage、アメリカのスプリンターObliterationである。
Acknowledgemeplz: Bucchero - Starpship Fantasy by Yes It's True
Doug O'Neil厩舎、Flavien Prat騎乗
フロリダ産馬。
G2 Los Alamitos Futurityを4着、今年のG2 Sanvicente Sを3着の西海岸馬。
Al Haram: Iffraaj - Liberamente by Tagula
Abdullah Alsidrani厩舎、Ricardo Ferreira騎乗
アイルランド産馬でサウジアラビアで3戦3勝。前走はQualifierにもなっているSaudi 2000 Guineas勝ち。道中は後ろに付けて、コーナーから位置を押し上げると直線で一気に後続を突き放している。地元馬ではちょっと抜けた能力。母の全兄がスプリンターのG1馬Limatoである。
Best Green: Smart Falcon - Peaceful Joy by Pyro
Junji Tanaka厩舎、Ryusei Sakai騎乗。
ベストグリーン。北海道の田中淳司厩舎所属。門別でデビューから3連勝し、川崎の交流重賞鎌倉記念も勝って、全日本2歳優駿で3着。
Cielo Di Roma: Romanised - Suestar by Dark Angel
Gianluca Bietolini厩舎、Mickael Barzalona騎乗
フランス調教馬。4戦2勝で、G1 Jean-Luc Lagardereでは7着。DeauvilleでオールウェザーのListed Prix Zeddaanを勝っている。
Keiai Agito: Espoir City - Turf Designer by Unbridled's Song
Yukihiro Kato厩舎、Joao Moreira騎乗
My World: Essential Quality - Quebec by Into Mischief
Brad Cox厩舎、Irad Ortiz Jr.騎乗
ケンタッキー産馬。ニューヨークで4戦3勝。ListedのNashua SとBTのJerome Sを勝っている。
Obliteration: Violence - I'mclassyandsassy by Master Command
Steve Asmussen厩舎、Joel Rosario騎乗
ケンタッキー産馬。2歳でSaratogaのG3 Sanford Sを勝って、G2 Saratoga Specialで2着という実績馬。スプリンターと判断されたのか芝スプリント路線に向かってListedのKentucky Downs Juvenile Sprint、Indian Summer Sと2着を続け、BC Juvenile Turfに出走して4着。3歳になるとダートに戻って6FのBT Renaissance Sを勝った。
ここまででもレース選択が謎すぎるが、スプリント能力はかなりのものだろう。
Satono Voyage: Into Mischief - Jolie Olimpica by Drosselmeyer
Hiroyasu Tanaka厩舎、Keita Tosaki騎乗
サトノボヤージュ。美浦の田中博康厩舎所属。4戦3勝。3連勝でカトレアSを勝った。カトレアSはJapan Roadのポイントレースに指定されているが、Japan Roadはシンプルに3歳のヒアシンスSと伏竜Sでのポイント争奪で決まるので、中東路線に乗る手はありだろう。
持ち込み馬で母のJolie OlimpicaはブラジルのG1 Jockey Club Brasileiroの勝ち馬で北米の芝重賞路線でもスプリントからマイルで活躍した。
Shayem: King Of Change - Sounds Of April by Exceed And Excel
Karl Burke厩舎、James Doyle騎乗
アイルランド産馬。4戦3勝。PontefractのListed Silver Tankard Sを勝っている。
Tokai Ma Cherie: Drefong - Tokai Mystery by King Kamehameha
Daisuke Takayanagi厩舎、Katsuma Sameshima騎乗
トウカイマシェリ。栗東の高柳大輔厩舎所属の牝馬。5戦2勝で園田のG3兵庫ジュニアグランプリの勝ち馬。ダート重賞勝ちがあって評価が高い。
Tuwajeri: Phoenix Of Spain - Tara Celeb by Excelebration
Abdullah Alsidrani厩舎、Muhammad Aldaham騎乗
アイルランド産馬。サウジアラビア調教で前走のSaudi 2000 Guineasで2着。
Union Security: Maximum Security - Run And Go by Union Rags
Ahmad Bin Harmash厩舎、Connor Beasley騎乗
Very Connected: Connect - C J's Gal by Awesome Again
Kenny McPeek厩舎、Adel Alfouraidi騎乗
ケンタッキー産馬。6戦1勝だが、G3 Street Sense Sで3着、G2 Kentucky Jockey Club Sで4着とそれなりの実績を持っている。
Wonder Dean: Dee Majesty - Wonder Siang Praw by Wonder Acute
Daisuke Takayanagi厩舎、Oishin Murphy騎乗
ワンダーディーン。栗東の高柳大輔厩舎所属。4戦1勝。
Riyadh Dirt Sprint: G2 Riyadh Dirt 1200m
総賞金200万ドル。
日本調教馬はコパノキッキング、ダンシングプリンス、リメイクで3勝である。ダートのスプリンターとなればアメリカがとにかく強く、日本がそれに続くという形である。
アメリカ調教馬の勝利はElite PowerとStraight No Chaserでいずれも前年のBC Sprintの勝ち馬であるようにダートスプリントではBC Sprintが無視できず、今年は去年の2着馬Imaginationを中心に、4着馬American Stage、6着馬Lovesick Bluesが出走してくる。また香港のSelff ImprovementはソウルのダートでG3 Korea Sprintを勝っており、香港のスプリンターのレベルを考えると割って入ってもおかしくないといえる。
日本調教馬では去年3着のGabby’s Sisterと重賞3勝のYamanin Cerchiが上位か。
American Stage: Into Mischief - Bonita Mia by Warrior's Reward
Yoshito Yahagi厩舎、Ryusei Sakai騎乗
アメリカ産の4歳馬アメリカンステージ。矢作芳人厩舎所属で、去年は3歳ながらドバイに遠征し、G3 Mahab Al Simaalを2着するとG1 Dubai Golden Shaheenに出走して6着に入った。帰国後にOPの藤森Sで2着に入ると次はBC Sprintに遠征して4着。前走はOPのジャニュアリーSを11着。芝では2歳OPの中京2歳S勝ちがあるが、それ以外はダートで出走しているスプリンターである。
Colour Up: Mehmas - Tifariti by Elusive Quality
Doug Watson厩舎、Pat Dobbs騎乗
ずっとUAE国内で出走していて、遠征に出てくるのは初めて。去年はG3 Mahab Al Simaalを4着、G1 Dubai Golden Shaheenを5着。前走はG3 Al Shindagha Sprintを3着からの出走となる。
Don Amitie: Asia Espress - Classics by King Halo
Teiichi Konno厩舎、Ryan Moore騎乗
ダート1200mのOP競争を3勝しており、芝のG3函館スプリントで3着の実績がある。前走はG3カペラSで15着。
Echo Point: Dubawi - Yodelling by Medaglia D'Oro
Musabbeh Almheiri厩舎、Connor Beasley騎乗
イギリスでデビューしたが3歳のうちにUAEに移籍している。当初は中距離で走っていたが、距離を短くしていってスプリントに落ち着いた。重賞クラスへの出走は少なく芝の方が好成績である。前走は芝1000mのG2 Blue Point Sprintで2着に入っている。
Imagination: Into Mischief - Magical Feeling by Empire Maker
Bob Baffert厩舎、Flavien Prat騎乗
アメリカ産の5歳馬。14戦3勝。
3歳ではG2 San Felipe Sを勝ち、G1 Santa Anita Derbyで2着に入ったが、Baffert厩舎所属ということもあってKentucky Derbyには出走できなかった。Preakness Sで7着となった後は短距離に転じていてG2 Santa Anita Sprint Championshipの勝ち馬。BC Sprintでも2着と北米ダートスプリントの実力馬となっている。
Just Beat The Odds: Munnings - Bella D'Oro by Medaglia D'Oro
Gregg Sacco厩舎、Irad Ortiz Jr.騎乗
アメリカ産の6歳騙馬。13戦5勝。
東海岸の条件戦で活躍しており、前走のG3 Elite Power Sで重賞初出走して勝利。
Lovesick Blues: Grazen - Queenofhercastle by Ministers Wild Cat
Librado Barocio厩舎、Goevanni Franco騎乗
カリフォルニア産の8歳騙馬。43戦9勝。
西海岸のスプリンターで去年G1 Bing Crosby Sを勝っている。BC Sprintでは6着。
Muqtahem: Soldier's Call - Smooth Sailing by Bated Breath
Abdullah Alsidrani厩舎、Muhammad Aldaham騎乗
サウジアラビア産の4歳馬。10戦6勝。
父Spring At LastはSilver Deputyの後継種牡馬だったが、早くにサウジアラビアに輸出されていた。Riyadhのダート1200mを3連勝しており、前走でRiyadh Dirt Sprint Qualierを快勝した地元のエース。
Royal Zabeel: Mastercraftsman - Lady's Maid by More Then Ready
Michael Appleby厩舎、Jason Watson騎乗
アイルランド産の5歳騙馬。18戦6勝。
イギリスからの遠征馬。前走はSouthwellのオールウェザーでListedのGolden Rose Sを勝っている。
Self Improvement: Deep Field - Jerry's Witness by Star Witness
Ka Leung Manfred Man厩舎、Jerry Chau騎乗
オーストラリア産の6歳騙馬。36戦7勝。
オーストラリアから香港への移籍馬。香港ではハンデキャップ戦への出走だが、去年のG3 Korea Sprintの勝ち馬でダート重賞の勝ち馬である。
Transferred: Dark Angel - Samaah by Cape Cross
Abdullah Alsidrani厩舎、Ricardo Ferreira騎乗
アイルランド産の5歳騙馬。14戦5勝のサウジアラビア調教馬。
ダートで走っていたが、芝のOPを勝つと前走はTurf Sprint Qualifierに出走して4着。
Yamanin Cerchi: Four Wheel Drive - Yamaninpetigateau by Yamanin Seraphim
Naoya Nakamura厩舎、Mirai Iwata騎乗
日本産の4歳馬ヤマニンチェルキ。中村直也厩舎所属。ダートのスプリントで重賞を3連勝して、前走のカペラSでは2着。日本からの遠征馬では最上位の実績。
Gabby's Sister: Apollo Kingdom - Ange D'Etoile by Special Week
Kazutomo Mori厩舎、Joao Moreira騎乗
日本産の5歳牝馬ガビーズシスター。森一誠厩舎所属。
去年はG3カペラS勝ちからRiyadh Dirt Sprintに遠征して3着。帰国後はダートのスプリント重賞に出走するも勝ち鞍はない。今年もカペラSに出走して4着からの遠征となった。
1351 Turf Sprint: G2 Riyadh Turf 1351m
総賞金200万ドル。
過去に日本調教馬はソングライン、バスラットレオン、アスコリピチェーノで3勝している。今年もG1 NHKマイル勝ち馬のパンジャタワーを筆頭に3頭が出走する。
欧州のスプリントG1馬が参戦することになった。Lazzatにとっては1351mの距離が微妙なところとなる。1300mまではこなしているし、対抗馬がそれほど強力でもないので問題なさそうか。
Annaf: Muhaarar - Shimah by Storm Cat
Michael Appleby厩舎、Rossa Ryan騎乗
アイルランド産の7歳馬。41戦9勝。
2年前の勝ち馬で、去年は6着。G1では通用していないが、前走はG3のBengough Sを勝っており、欧州の重賞レベルにある。
Comanche Brave: Wootton Bassett - Ishvana by Holy Roman Emperor
Donnacha O'Brien厩舎、Ryan Moore騎乗
アイルランド産の4歳馬。10戦2勝。
去年はIrish 2000 Guineasに出走して5着。
Fortune Time: Greater London - All Time Best by Brian's Time
Tatsuya Yoshioka厩舎、Ryusei Sakai騎乗
日本の5歳馬フォーチュンタイム。吉岡辰弥厩舎所属。
G2阪神カップの3着馬。
Geography: Holy Roman Emperor - Guaijara by Montjeu
Saad Aljenade厩舎、Camillio Ospina騎乗
ドイツ産の5歳騙馬。15戦6勝。
ドイツのSchiergen厩舎所属で出走し、G2 Oetingen Rennenの勝ち馬である。今回サウジアラビアに所属が変更となっている。
Lazzat: Territories - Lastochka by Australia
Jerome Reynier厩舎、James Doyle騎乗
フランス産の5歳騙馬。14戦8勝。
Wathnan Racingが所有する欧州スプリント路線のトップホースの一角。G1はMaurice De GheestとQueen Elizabeth II Jubilee Sを勝っており、British Champions Sprintでは2着だった。
Love De Vega: Lope De Vega - Ribble by Motivation
Mohammed Ahmed厩舎、Adel Alfouraidi騎乗
アイルランド産の7歳馬。46戦9勝。
2024年にサウジアラビアに移籍して芝スプリント路線の上位馬となった。Turf Sprint Qualifierの2着馬。
Marvelman: Invincible Spirit - Varamini by Siyouni
Andrew Balding厩舎、Patrick McDonald騎乗
アイルランド産の4歳馬。10戦2勝。
G2 Park Sの勝ち馬。マイルのG1 Queen Elizabeth II Sでは14着だった。
Panja Tower: Tower Of London - Clarksdale by Victoire Pisa
Shinsuke Hashiguchi厩舎、Joao Moreira騎乗
日本の4歳馬パンジャタワー。橋口慎介厩舎所属。
去年のNHKマイルCの勝ち馬で、1200mのG3キーンランドカップも勝っている。去年のGolden Eagleで5着以来の出走となる。
Reef Runner: The Big Beast - Paradise Bay by Blame
David Fawkes厩舎、Irad Ortiz Jr.騎乗
フロリダ産の5歳騙馬。22戦7勝。フロリダが主戦場だが、去年西海岸に遠征してG2 Eddie D. Sを勝った。BC Turf Sprintにも出走して4着に入った実力馬である。
Shin Forever: Complexity - Praising by Pulpit
Hideyuki Mori厩舎、Keita Tosaki騎乗
去年はSaudi Derbyに遠征して2着。その後UAE Derbyは4着に終わった。帰国後は芝の1600m戦に出走しているが、G3中京記念で2着が最高。マイルでは頭打ちになって短縮してきたというイメージ。
Zefzaf: Mo Town - Tizza Trick by Tiznow
Sami Alharabi厩舎、Joel Rosario騎乗
現地のスプリンター。芝の方が向いていそうで、Turf Sprint Qualifierの勝ち馬である。
Zio Jo: Nyquist - Senorita Corredora by El Corredor
Doug O'Neil厩舎、Flarien Prat騎乗
アメリカ産の6歳騙馬。25戦4勝。
西海岸の芝マイラーでG1 Frank E. Kilroe Mileで2着の実績がある。前走では6.5FのG2 Joe Hernandez Sに出走して3着。5FのBT戦もこなしており、距離に問題はなさそうである。
Time To Dazzle: Not This Time - Staria by Unbridled's Song
Mark Casse厩舎、Oisin Murphy騎乗
G2 Franklin Sの勝ち馬。
Neom Turf Cup: G1 Riyadh Turf 2100m
総賞金300万ドル。
芝戦のメインもG1に昇格。そうは言ってもカタールと取り合いの側面はあり、距離の違いで住み分けて安定すればよいのではないだろうか。
過去にオーソリティとシンエンペラーが勝利し、ディアドラとキラーアビリティが2着に入った。G1に昇格し、賞金も増額されたので、中距離馬にとって価値の高いレースになりうる。
レートを見れば牝馬のSurvieがトップでAlohi Aliiや去年の勝ち馬Shin Emperorが続くことになるが、今年は少しさみしいメンバーにも見える。実績上位はFacteur Chevalであるものの去年低迷しており、復活するようには思えない。他にはBahrain International Trophyを勝ってきたRoyal Championが出走する。
Alohi Alii: Duramente - Espoir by Orfevre
Hiroyasu Tanaka厩舎、Mirai Iwata騎乗
去年は皐月賞8着からフランスに遠征し、G2 Guillaume D'Ornanoを勝った。凱旋門賞は16着に大敗し、その後出走できないままである。G2日経新春杯を目指して調整されていたが、外傷を理由として回避している。
Bolide Porto: Le Havre - Bella Bolide by Rock Of Gibraltar
Bader Rezaiq厩舎、Camillio Ospina騎乗
地元の芝戦では上位で、前哨戦のPrince Khalid Abdullah Cupを勝っている。
Facteur Cheval: Ribchester - Jawlaat by Shamardal
Jerome Reynier厩舎、Michael Barzalona騎乗
アイルランド産の7歳馬。22戦6勝。
欧州マイル路線の上位馬として出走した2024年のG1 Dubai Turfを勝って名を上げた。その後は勝ちがなく、去年はダートに挑戦してG1 Al Maktoum Challengeを3着してG1 Saudi Cupに出走して7着。ドバイでは芝に戻ってDubai Turfに出走したが、その後不振に陥っている。
Galen: Gleneagles - Apache Storm by Pivotal
Joseph O'Brien厩舎、Dylan Browne McMonagle騎乗
イギリス産の5歳騙馬。16戦3勝。
G1 Hong Kong Cupで4着。
Phantom Flight: Siyouni - Qushchi by Encosta De Lago
George Scott厩舎、Callum Shepherd騎乗
イギリス産の7歳騙馬。24戦8勝。
バーレーンで3勝している。
Royal Champion: Shamardal - Emirates Queen by Street Cry
Karl Burke厩舎、Oisin Murphy騎乗
アイルランド産の8歳騙馬。23戦8勝。
去年イギリスでG3 Winter DerbyとG2 York Sを勝っている。前走はバーレーンのG2 Bahrain International Trophy勝ち。
Shin Emperor: Siyouni - Starlet's Sister by Galileo
Yoshito Yahagi厩舎、Ryusei Sakai騎乗
去年の勝ち馬ではあるが、その後はDubai Sheema Classic、Irish Champion S、ジャパンカップ、有馬記念とG1を4戦してさっぱりな結果で評価が難しい。
相手関係はかなり楽ではあるのでG1タイトル獲得も夢ではないのだが、古馬のSiyouni産駒で近走が終わっているのはとてもじゃないがおすすめできない。
Silawi: Dubawi - Silasol by Monsun
Hamad Al Jehani厩舎、James Doyle騎乗
アイルランド産の6歳騙馬。28戦4勝。
Wathnan Racingの所有馬で、カタールのHamad Al Jehani厩舎の所属となっている。去年のG1 Canadian International勝ち馬。その後のBC Turfでは13着とさっぱりだが、今年はMeydanでG1 Jebel Hattaに出走して2着。ベストは中距離だろうが安定感はない。
Yamanin Bouclier: Kitasan Black - Yamanin Poudrer by Chichicastenango
Mikio Matsunaga厩舎、Norihiro Yokoyama騎乗
重賞ではG2セントライト記念で2着の実績。
Direct Security: Sioux Nation - Cutie Pie by Mastercraftsman
Fahad Naser厩舎、Joel Rosario騎乗
ListedのPrince Khalid Abdullah CupでBolide Portoの2着。
Survie: Churchill - Sotteville by Le Havre
George Boughey厩舎、Ryan Moore騎乗
イギリスのGeorge Boughey厩舎所属だがフランスで実績を上げており、G1 Prix De Dianeで2着、G2 Prix De Malleretの勝ち馬。G1ではPretty Polly Sで3着やPrix Jean Romanetで2着に入り、Prix Vermeilleで4着。
牡馬相手でどうかの部分はあるとはいえ安定している。
Red Sea Turf H: G2 Riyadh Turf 3000m
総賞金250万ドル。G2を3戦開催しているが、Red Sea Turf Hのみ賞金が少し高い。
日本調教馬はステイフーリッシュ、シルヴァーソニック、ビザンチンドリームで3勝。芝長距離のハンデ戦という条件なので日本調教馬か欧州馬という決着であろう。今年は日本から出走するのがシュトルーヴェとヴェルミセルの2頭。過去の出走馬に比べると実績不足は否めない。
一方欧州馬はフランスで3000mの重賞実績がある4歳馬のTennessee StudとEspoir Avenirの両頭がハンデも重すぎずよさそうである。ただ、彼らが勝った重賞は3歳限定戦であり、古馬との勝負はEspoir AvenirがRoyal-Oakで4着の結果しかない。Melbourne Cupで2着のGoodie Two Shoesは51.5kgというハンデに恵まれていたが、このレースでは57.5kgを背負うことになってかなり厳しい。
Presage Nocturne: Wootton Bassett - Kyurem by Verglas
Alessandro Botti厩舎、Stephane Pasquier騎乗、60kg
アイルランド産の6歳馬。18戦5勝。
3000mクラスのステイヤー。去年はMelbourne Cupに遠征して、Caulfield Cupは4着だったが、Melbourne Cupでは19着だった。
Tabletalk: Camelot - Dillydallydo by Holy Roman Emperor
Tom Clover厩舎、Rossa Ryan騎乗、59.5kg
アイルランド産の5歳騙馬。11戦2勝。
長距離カテゴリーではYorkのG3 Silver Cupで3着になり、ChesterのListedで2着となった。去年のシーズン後に去勢されている。
Epic Poet: Lope De Vega - Sagaciously byy Lawman
David O'Meara厩舎、Daniel Tudhope騎乗、58.5kg
アイルランド産の7歳騙馬。24戦5勝。
去年の2着馬。その後のG2 Dubai Gold Cupで3着すると、欧州でもG2 Yorkshire CupとG3 Geoffrey Freer Sで2着に入っている。去年と同じくMeydanのG3 Al Khail Trophyをステップにしての出走となる。今年は2着からの出走。
Sons And Lovers: Study Of Man - So In Love by Smart Strike
Joseph O'Brien厩舎、James Doyle騎乗、58kg
イギリス産の5歳騙馬。13戦2勝。
LeopardstownのG3 Ballyroan Sの勝ち馬。これまで中距離から12Fまでの出走で長距離は初出走。
Struve: King Kamehameha - Anchuras by Deep Impact
Noriiyuki Hori厩舎、Joao Moreira騎乗、58kg
日本の7歳馬シュトルーヴェ。堀宣行厩舎所属。
Tennessee Stud: Wootton Bassett - In My Dreams by Sadler's Wells
Joseph O'Brien厩舎、Ryan Moore騎乗、57.5kg
アイルランド産の4歳馬。9戦3勝。
2歳でG1 Criterium De Saint-Cloudを勝ってクラシック路線に乗り込んだ。その3歳での成績はDerbyで3着、Irish Derbyで4着と悪くない。シーズンの最後はフランスでG2 Prix Chaudenayを勝った。3歳限定の3000m戦。
Burdett Road: Muhaarar - Diamond Bangle by Galileo
James Owen厩舎、Patrick Cosgrave騎乗、57.5kg
イギリス産の6歳騙馬。29戦7勝。
平地戦とジャンプレースを行ったり来たりしている。前走はMeydanの2800m戦で2着。
Goodie Two Shoes: Fastnet Rock - Fits Like A Glove by Galileo
Joseph O'Brien厩舎、Dylan Browne McMonagle騎乗、57.5kg
G3 Stanerra Sの勝ち馬で去年のMelbourne Cupの2着馬。牝馬としては57.5kgと重い斤量となった。
Espoir Avenir: Montmartre - Espoir A Realiser by Linngari
Christophe Ferland厩舎、Corallo Enzo騎乗、57kg
フランス産の4歳馬。9戦3勝。
3000mのG3 Prix Gerald De Geoffireを勝っており、G1 Prix Royal Oakでは4着というフランスのステイヤー。Prix ChaudenayではTennessee Studの4着に敗れた。
Vermicelles: Gold Ship - Maroon Drop by Conduit
Keiji Yoshimura厩舎、Michael Balzarona騎乗、57kg
Real Dream: Lope De Vega - Laganore by Fastnet Rock
Ian Williams厩舎、Kieran Shoemark騎乗、55.5kg
アイルランド産の7歳騙馬。
Tarriance: Frankel - Visit by Oasis Dream
Andrew Balding厩舎、Oisin Murphy騎乗、54.5kg
イギリス産の4歳騙馬。